2013年2月28日
珍しい?雛人形 ~信楽焼~
こんにちは。
寒さもようやくやわらいで、春のきざしが感じられるようになりました。
2月も今日で終わりですね・・・
さて、今週の日曜の3月3日は雛祭り 「桃の節句」 です。
「桃の節句」 と言ったのは旧暦の3月3日頃が桃の花の咲く時期に当たるためだそうです。
この桃の節句には古くは桃の花を愛でたり、桃の花を浮かべたお酒を飲んだりして楽しみ、
桃の葉を入れたお風呂に入り無病息災を願いました。
ちょっと珍しくありませんか?
さすがに、お人形だけではちょっと寂しいかな???
ということで、
雪洞、お花、菱餅、雛あられは女性スタッフが和紙や廃材を使って作ったものです。
Petボトルのふたにマジックで黒く塗った和紙を巻きつけたり、花びらの一枚一枚も丁寧に貼り付けたり。
あられの一粒一粒も糊付けしたり・・・本当に細かい作業なんですよ!
ちなみに私は手を触れておりませんが・・・(*-*:)
そもそも中国伝来思想として、桃には魔よけの力があると考えられていて、
この日は禊ぎ祓いの日とも考えられていたらしく、流し雛で、人のけがれや災いなどを形代に移して川に流し不浄を祓う行事だったそうです。
いつしかこれが 「ひいな遊び(おままごと遊び)」 と合流して 「ひな祭り」 が生まれたそうです。
この写真の菱餅も和紙で作ったものですが、
この色の順番を調べていたところ、こんな意味があったそうです。
赤 ・・・くちなしが含まれ解毒作用 白 ・・・ 血圧降下作用 緑 ・・・ よもぎは造血作用
古えの健康食品で、菱餅の形は心臓をかたどったもどとも言われているそうです。 なるほど~!!
こんな感じで、華やかさはありませんが、この古民家調の部屋にマッチした雛人形です。
この桃の花、今はこのとおり蕾ですが、日曜日にはちょうど咲いて可愛い花で満開になると思います。
ぜひ 「夢樹の家」 に足をお運び下さい。
お待ちしております。
以上、上越店 秋山 でした。