2014年2月3日
真価探求バスツアー
こんにちは。
今日は節分。今年の恵方は東北東。今晩、太巻きを丸かじりして、今年一年良い年になるよう祈願します!
豆は年の数だけ食べる自信はありません・・・
さて、2/1(土)と2(日)の二日間で、
「真価探求バスツアー」
に9組21名様の皆様と一緒に行って参りました。
今と未来を見比べる・・・今と10年後。
「 未来その家の姿を、今見て触れること。その家の床を踏みしめることの意味・・・」
今回は天然木の家の真価探求と言うことで、
築13年経った、夢ハウス新発田展示場「夢ひろば」と、
築2年の同じく新発田展示場のA棟「郷の家」B棟「いこいの家」
そして出来立てホヤホヤの「県央モデル」と見学し、比べてもらいました。
時が経ち様々に進化しつつも、新築同様あるいはそれ以上に床の質感や肌触りが良くなっている。
そんな天然木の本当の価値を実感してもらうバスツアー。
それと共に、ものづくりの原点である「工場」もご覧いただきました。
まずは、築13年の「夢ひろば」
和室、庭、渡り廊下など住空間と屋外の一体感も含め、こだわり抜いた伝統と意匠の美しさを体感して頂きました。
そして、築2年のA棟ゆったりとした規格住宅「郷の家」とB棟の古民家風の落ち着いた空間の自由設計「いこいの家」をご覧いただきました。
「夢ひろばの床も、ここの床もほとんど違いがわからないくらい。」
「夢ひろばの床の方が味わい深い感じだったな。」
など、ご感想を頂戴しました。
さて、午前中の見学はここまで。
子供たちがお待ちかねの昼食です♪
あれっ・・・お母さんまで(●^^●)
一緒に並んでる!!
そして、お腹がいっぱいになったところで、お次は工場見学です。
木造住宅で一番大事なのは、木の中に含まれている水分。含水率。皆さん切ったばかりの木にはどのくらいの水分があるかわかりますか?
同じ長さの柱(12cm角3m)夢ハウスの乾燥機ドライランバーに入れる前の柱と、乾燥機に入れた後の柱を秤に乗せて比べてもらいました。乾燥機に入れる前の柱はそのままで、乾燥後の柱の上には水の入ったペットボトルを置き、どのくらい水分が入っているかわかるように乾燥前の木と同じ重さにしてありました。その1リットルのペットボトルの数はなんと15本。子供たちが「1本、2本・・・15本もある~!」と数えてくれました。
木の水分をしっかり抜いてあげないと、こんなに反ったりねじれたり。実際にどれだけ反ったりするのか見てもらったり、手にして重さも比べてもらったりと、子供たちも体験してビックリしていました。
次は、薪ストーブに欠かせないブリケットを作る機械です。
ゆっくり、ゆっくりおが屑が圧縮され棒状になって機械から出てきます。
出てきたものはほのかに暖かく皆で触れてみました。
一日に1袋10キロのものがなんと100袋、振る活動で機械で製作されます。
そして、特許取得の木材乾燥機ドライランバーです。
木を乾燥させるのに欠かせないのが、人口木材乾燥機。乾燥機の内部の温度は120℃にも上がります。実際に乾燥機内を覗いてみました。これで木材の含水率を10%以下に乾燥させます。
次は仕口の説明です。直交した部材をつなぐことを仕口いって、いろいろな形状があります。接合部分に金物類は使わなくても、強度も意匠も優れた仕口や継手は数多くあります。
この他にも数多くの機械を見学していただきました。
そして帰りに子供たちにこんなお土産を頂いちゃいました。
子供たちには椅子にもなりそうですよね♪
そして、最後の見学箇所は「県央モデルハウス」です。
太い丸柱や和室の太鼓梁を表しにした木組みの迫力と力強さ、カウンターや装飾デザインには曲線を用いて柔らかな美しさを表現しています。木とガラスという異素材の組み合わせで繊細さを際立たせる技や、間接照明の柔らかさも魅力です。
こうして2日間とも同じ行程でバスツアーは終了しました。
今回、残念ながらこの楽しいバスツアーにご参加できなかった皆さん。
またの機会に是非ご一緒しましょう!!
以上、上越店 秋山でした。