2020年6月20日
上越友の会「生け花教室」開催!
雨上がりの紫陽花の美しさは、この季節ならではの目の楽しみです。
さて、新型コロナウイルス感染状況の鎮静化に伴い、上越友の会(上越地区で夢ハウスがお世話になったお客様の会)では、政府や自治体の方針や「新しい生活様式」を踏まえながら、3密を避け、マスクを着けて参加できるイベントのみ再開することと致しました。
野菜に旬があるように、樹木や草木も季節によって異なります。桜や梅など、誰でも知っているような花だけでなく、様々な花によって室内にいながら季節を感じられるという点でも、生け花は四季の豊かな日本ならではの、しかも今の生活環境に適した楽しみ方です。
そこで、講師にこの上越友の会役員幹事でもあり元日新流会長職の小林様にお願いし、本日参加者6名で『生け花教室』を開催致しました。
今回は各自で花器を持参し、実際に個々で活けた後、先生からご指導いただき、ご自宅に花を持ち帰りもう一度活け直すという形で行いました。
初めて生け花を習うので(お花を習ったことのある方も数名おられましたが…)限られた時間の中でも基本から教えていただきました。
今回は同じ材料を使い(枝+花)、基本形の不等辺三角形 ①真→②副→③体 で枝物(雲竜柳)をまず活けます。枝の長さも80cm→50cm→30cmとなるように枝の裏表や形を整えながら。。。
早くもこの段階でくじけそうな秋山です。
その不等辺三角形の中にメインとなる花を選び(スカシユリ 0r モルセラ or オンシジューム)それぞれ順番に活けて行くのですが…
ソーシャルディスタンスも取ってないのに三角形の中に収まりません!
先生から個々にご指導いただきます。下の剣山の三角形ばかり気にしてましたが上の空間が大切だそうで、秋山ほぼ活け直しです(笑)なるほど~!!!
同じものを使っているのに、活ける人や花器によってこんなに違う作品になるんですね~
【椀状の花器の方】
【横長の花器の方】
【玄関用に少し小さめの花器の方】
飾る場所によっても目線で枝花の高さを調整したり、剣山を隠すようにしたりするそうです。
そして先生の作品
先生の枝が自由自在に曲がる!先生の花だけ量が多い?同じ材料なのに何故??
やっぱり腕が全然違います。しかもメチャ早い!
花と花器の調和や、飾る場所の雰囲気に合わせて花を選んだり、空間のバランスを生かしたり…
う~ん!生け花は本当に奥が深い!
以上、本格的に生け花を習いたくなった秋山でした。。。
おまけ(秋山作)